ホーム科学館プラネ&3D展示・イベント教室天文同好会リンク集

 

■春のプラネタリウム

投映期間:2004年3月6日(土)〜5月30日(日)

 

●番組紹介●

「1996年1月31日、ボクはあの人と出会った・・・」
 ひとりぼっちで宇宙を旅していた1996B2彗星は、百武裕司さんによって発見され、「百武彗星」と名付けられました。1996年に地球に大接近し、私たちにすばらしい姿を見せてくれた百武彗星を振り返りながら、彗星の構造や軌道、その起源などの秘密を解き明かします。発見者である百武裕司さんへのインタビューでは、彗星を発見したときの心境や、コメットハンティングの魅力が語られます。
 また、番組の中では春の代表的な星座もご紹介します。(約40分)

 

●番組関連トピックス●

彗星を見よう!

●彗星ってどんな星?

 ほうき星とも呼ばれるように、彗星は美しい尾をひいた姿で夜空に現れます。彗星は太陽の周りを細長い楕円軌道を描いて回っている天体で、私たちの太陽系の一員ともいえます。数十年から数万年の周期で回っているものもあれば、太陽に一度近づいたあと、そのまま太陽系を離れていってしまうものもあります。
 彗星の本体は、直径が数百mから数十kmほどの氷とチリの塊のようなものです。この塊が太陽に近づくと、太陽の熱で表面が少しずつとけだし、ガスとなって広がります。そのガスが、光の圧力や太陽から出るプラズマの流れ(太陽風)によって吹き流されて、尾がのびるのです。

●二つの彗星がやってくる!

 この春、ニート彗星(C/2001 Q4)とリニア彗星(C/2002 T7)の二つの彗星が、肉眼でも観察できるほど明るくなるのではないかと予想されています。ニート彗星は5月6日、リニア彗星は5月19日に地球に最接近し、そのころがもっとも明るく見えると考えられますが、残念ながらそのとき良い条件で見ることができるのは南半球の国々です。しかし日本でも観察できる時期があり、ニート彗星は5〜6月の夕方の西の空で、リニア彗星は4月下旬〜5月上旬では明け方の東の空低く、5月下旬〜6月は夕方の西の空低くに見ることができます。5月下旬からは二つの彗星が同時に見えるかもしれませんが、日がたつほど彗星の明るさは暗くなっていきます。
 観察する場所は、なるべく町の明かりが少なく夜空の暗いところのほうが、彗星の淡い尾のようすまで見ることができます。また、空の低いところに現れるので、見晴らしが良い場所を選びましょう。肉眼だけでなく、双眼鏡も使えばさらに良く見えるでしょう。


5〜6月のニート彗星・リニア彗星の位置

ホーム科学館プラネ&3D展示・イベント教室天文同好会リンク集