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  ■夏のプラネタリウム

投映期間:'99年6月5日(土)〜9月5日(日)
 

●番組紹介●

 はるか昔――世界の果ての広々とした海に花果山という名の高い山がありました。ある日のこと、その山の頂にある穴だらけの石から卵が転がり出し、その中から一匹の猿が生まれました。スーパーモンキー孫悟空の誕生です。

 暴れんぼうの孫悟空と共に、おなじみの西遊記の世界をめぐりながら、夏の星座の見つけ方や、中国の昔の星座について、北斗七星にまつわる中国の伝説などを紹介します。(約50分)


 

 

 

●番組関連トピックス●

中国の星座

 現在、全天には88個の星座があります。これは1928年に国際天文学連合が定めたもので、西洋で生まれた星座がもとになっています。しかし、東洋でもこうした星座とは別に、農耕の時期を調べたり、星占いのために古くから独自の星座が作られていました。
 とくに中国の星座の起源は古く、紀元前4〜5世紀ごろと考えられ、10〜12世紀には300個近くもの星座が存在していました。これらの星座の名前には、国の政治を行う役所名や役職名、施設、建造物、道具といったものが多く使われ、当時の中国の社会がそのまま星空に写されています。


11世紀ごろの中国の星座

 天の北極とその周辺には「天帝」のような位の高い星座があり、天の赤道付近では天球を一周するように28個の星座がならんで天帝を守っていました。28という数字は、月が約28日で天球を一周することからきており、この28個の星座を“月が宿る場所”という意味で「二十八宿」と呼んでいます。「二十八宿」は、月や惑星の位置を調べる上でとても重要な星座でした。
 中国の星座は日本にも伝えられ江戸時代まで使われますが、西洋の天文学の導入とともに使われなくなります。

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