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■2003年・春の星空案内 おぼろげな春の星たち
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キラキラと輝く明るい星が多かった冬の星空にくらべて、春の星空は春霞のためか何となくぼんやりとして、おだやかな感じがしますね。 ★ ★ ★ 春の星座の代表は「?」マークを裏返しにしたような星のならびのしし座です。この星のならびは、西洋で使う草刈り鎌の形に似ているので、「ししの大鎌」とも呼ばれています。「?」マークの「. 」にあたる星は1等星のレグルスで、ちょうどライオンの胸の辺りに輝いています。一昨年11月の「しし座流星群」の大出現は、まだ記憶に新しい出来事ですね。
今度は、“ひしゃく”の柄のカーブをそのままのばしてみましょう。そこには、うしかい座のオレンジ色の1等星アークトゥルスが見つかります。アークトゥルスは、麦刈りの季節の夕暮れに輝くことから、日本では「麦星」と呼んでいました。 ★ ★ ★ 西の空で明るく輝く木星では、四大衛星(イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)がおたがいに隠したり隠されたりする相互食が1〜6月の間に何度も起こります。そのようすは小型の望遠鏡でも観察することができます。また西の空には土星も輝いています。しかし冬の頃にくらべるとずいぶん低くなり、地平線に沈むのが早くなってきました。 |
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